12

2月

2010

「キャンペーン中・・」はもう止めよう

昔から当然のように使われてきたテレビCMの「キャンペーン中」コールが、最近やけに耳障りな感じがしてきた。「別にキャンペーンしているんだから、ほっとけ!!」なのだが、気になる。

 

「キャンペーン」をするのは、「何か得な感じ・同じ買うなら」という購入へのインセンティブを与え、「この時期に」という動機付けをすることが目的である。健康食品等の「この後10分間受け付けます」も同様で、ある程度の効果があることは予想はされる。

しかしある商品購入後のアンケート調査では、キャンペーンだから購入した人はごくわずかしかいない結果が示されている。

 

では何故いまだに「キャンペーン」が多いのか。

 

以前、ある企業のマーケティングプランを策定しているときに、店舗側からキャンペーンの提案を依頼された。そこで今までの内容を聞いてみると、毎月同じような内容を繰り返しており、その資材購入だけでもばかにならない金額だった。そこでお客様からの評判を聞くと、反応はまあまあとのこと。ただお客様の反応というよりは、販売店側として何かキャンペーンをしていないと不安であることが、継続する理由であることが分かった。

そこで社長の「お客様と末永く良い関係が継続していけるような企業とでありたい」というビジョンを踏まえて、それを実現していくためにも、普段のキャンペーンにもそれを反映させた内容にしましょうと提案してみた。
その企業とは、一般の人が大抵人生で一度は経験する節目に購入する商材を扱っており、購入後は企業との関係性は薄くなることが多い業種だ。そこで、商品には全て個別の品番があることから、それをいわゆる抽選番号にして、年に1回、あるいは2回抽選会を行い、豪華な賞品や旅行をプレゼントする、というのが提案内容だ。つまり、単発のキャンペーンであまり欲しくもない物をもらうより、当たるかどうかは別にして、夢のある商品が当たる可能性が一生続くのであれば、そちらの方がうれしいのではないか。また、その抽選の度にその企業を思い出し、webサイトや店舗にも顔を出すし、口コミも期待できる。さらに販促費が節減できる。そんな思いで提案してみたのだった。結果は多数決で却下、、、残念。

 

確かに意味のあるキャンペーンも数多く存在しているとは思う。ただ、やみくもに「●●の●●をプレゼント」的なキャンペーン手法は、通用しなくなっていることは間違いない。

 

何か心がワクワクするような「キャンペーン」を、お待ちしております。

 

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