木
01
10月
2009
昨年初めて十二代藤林徳扇氏とお会いしました。
正直、多分皆さんと同様に以前は存じ上げなかったのですが、略歴を拝見すると、ビックリ!!
京都の伝統工芸作家ということで、昨今話題の琳派系のアーティストの方なのは納得するところだが、彼の作品の世界での広がりは半端ない。ユネスコ・パリ本部からグリーティング・アーティストとして選出されているのだが、一つのカードが世界で一億数千万円も売れたと言う。この売上のために、ユネスコは彼を連続年選出し、作品を販売しているということだ。
ダライラマ氏やローマ法王等世界の著名人へのアート作品の贈呈も行っているが、日本ではかつての森進一・森昌子の結婚式の衣装デザインを手掛けたことが多少話題になった程度で、その知名度は知る人ぞ知る、という感じである。
彼が創作する着物(美術家名鑑では1枚の評価額が1050万円)もアート作品も、全て150万円以上で一般の方に購入されており、その状況を見ると、かつて富裕層がコンテンポラリー・アートを買い漁った頃と比べると規模的には小さいが、質の高いものへの消費は継続していることが分かる。
「暮らしの中の“和美”」をテーマに、日本の皆さんに認知していただこうと思っている。